離婚裁判は準備が入念な必要

不倫をしているなら、問題になる可能性があるのが離婚。それについてあまりよく考えていない人もいるでしょう。しかし隣り合わせである事実をよく理解しておくべきです。しかも離婚は念入りに準備をしておかないといけないことです。いま離婚をしている人、そしてパートナーが浮気をしている事実を突き止めて考えている人にこそ、知っておいてほしいことがあります。

一方的な想いだけでは離婚ができない

離婚届け
ひとつはっきりとしておきたいのは、互いに離婚したいと考えないと別れることができないことです。どちらかが婚姻関係に縋る場合は、弁護士や家庭裁判所の出番となります。円満な離婚は互いに意識して別れることです。だからこそ離婚は念入りな準備が必要になる理由になっています。

その後の生活もあるでしょう。ただ衝動的に起こしたとしても、今後不利な生活を送るのは離婚を切り出した方になることもありますので、十分な準備が必要です。

離婚を考えたときにしておくべきこと

相手の資産と収入をしっかり調査しておきましょう。預金通帳のコピー、会社の給与明細などは必ず押さえておくべきです。また慰謝料や離婚後の生活費など明確にしておく必要があります。

どうしても相手と話したくない場合は、生活を別にして姿をくらませてください。その際絶対に連絡をとらないようにしましょう。このような行動こそが今後生きることになりますので、なるたけ弁護士に相談した方が賢明です。「念入りな準備が何を意味するのか?」これについて学ぶことができます。

夫婦共働きになるといろんな障害が生まれてくる

夫婦喧嘩
財産分与は夫婦財産になりますので、共働きになると双方のお金が対象になります。ただその後生活をするときに困ることもありますので、絶対に半分になるわけではありません。これは裁判によって判決が出ることになります。半分以上の請求も可能になってきますので、それを求める場合も、やはり離婚に強い弁護士の力に頼ったほうが良いでしょう。

確実に離婚したいなら弁護士をたてること

相手も復縁を迫る可能性があります。このような状況になると、せっかく離婚を決めていたのに気持ちが揺らぐようなこともあるはずです。多くの場合、離婚を検討した時点こそが、最適の判断になっていることが多いですので、確実に別れることを考えているのであれば弁護士をたてましょう。いろんな交渉やアドバイスを行ってくれます。念入りな準備をするスタートと考えてください。

親権も大きな問題になる

日本はほとんどが親権は母親に移ることが多いです。これは母親が浮気をしていたとしても、子供には関係がないことから育児をしやすいことだけで母親に移りやすいです。ただ父親でも親権を勝ち取れるケースがあります。諦めないようにしてください。

不倫相手から慰謝料をとれる可能性

認められるケースがありますので、該当する場合は請求するのも良い判断です。ただし不倫関係が直接的に夫婦関係に亀裂が入った証明をしなければいけません。その前から夫婦関係が悪いような場合は、慰謝料の請求は破棄される可能性が高いです。ここも弁護士の力が必要です。

念入りな準備をして離婚を検討するように

準備をすることも必要ですが、離婚の最大の敵になるのが復縁を迫られることです。これが意外と厄介になりますので、なるたけ相手と連絡を取り合わないようにしましょう。男女平等で社会進出が多くなっていることから、何も相手は男性だけに限りません。この点も理解しておくべきです。